2010年9月17日金曜日

長月十七日

円高にものをいわせ、Kindleを買うことにした。正確にはKindle3。先月出たばかりだったか。
2までは日本語フォントに対応していなかったそうだが、3では日本語と中国語に対応しているとのこと。
まぁ、よくよく考えてみると、Kindleを使って読みたいものは、大半がPDF化された論文などの文書なのでOCR機能を使うつもりがなければ、あまり問題なかったような気もする。PDFは2から対応してたんだっけ?

いずれにせよ、ウチにある論文その他を大量に処分できるというのは素晴らしいことである。
処分だけならいまでも出来るのだが、これを読める環境がPCしかないというのが難点だったため、どういう形であるにせよ携帯端末を導入するまでは、本格的なペーパレス化を進める気になれなかったのだ。
ついでにいえば、PDF化の作業は仕事場のScanSnapを使っているのだが、これも自前で欲しいところだ。裁断機だけは大学のを使った方が良いけど。

Kindle3はWiFiモデルとそれに加えて3G通信規格モデルの二種類がある。後者の方が通信速度は速いが、50ドルほど高い。
動画を観るとかならともかく、テキストデータであればせいぜい数メガ程度だし、WiFiのみ($140)で充分だと思ったが、何となく3Gモデル($190)を買った。どういうものかよく分からないので、円高による分を突っ込むくらいのつもりでそちらのしたのだが、素直にWiFiモデルを買って差額の50ドルで何か別の本でも買えば良かったかもしれない。
で、送料・完全を加え、$220.48(19,282円)なり。予算の2万円をぎりぎり割った。
ちなみにその後、保護フィルムを買おうと思い立ったので、+1400円。見事予算オーバーである。

すぐに来るとは思わなかったが、昨日発送通知のメールが届き、来週の水曜には届くらしい。早いと言えば案外早い。この手に受け取って保護フィルム貼って初回起動に成功するまでは信用出来んが。
なお、一応対抗馬として日本橋に行った折りにiPadも見てきた。
面白いオモチャではあるが、オモチャとしての機能を充分に発揮させるには、通信費を捻出する必要がある。携帯をソフトバンクに変えてiPhone+iPadという組み合わせなら安いのだろうが、そこまでする気もないし。
iPadとKindleの最大の差は、色が付くか付かないかということ。Kindleは色が付かない代わりに、2色限定ならiPadよりも優れている(らしい)。

僕としては、動画なんかはPCで見ればいいので、Kindleで充分である。
もりりんと話していたのだが、彼がコレクションしていて置き場所に困っているGun誌などは、写真ページが結構重要である。女の子じゃなくて鉄砲だが、グラビアと同じだ。こういう場合はiPadが良いか悩ましい。僕としては、PDFなり何ならBMPなりでデータを持っておいて、絵を見たいならPCで見ればいいと思うが、このあたりは個人差があるだろう。

ま、来週が楽しみではある。

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