2010年8月6日金曜日

葉月六日

しばらく前からMount & Bladeをやっている。無印ではなく、War band版の方。
もとよりアクションゲームにそれほど関心がなく(ついでに得意でもなく)、FPSというものにも手を出していなかったのだが、中世ヨーロッパ風の割と真面目なゲームということで、買ってみた。
例によってパラドゲーなのだが、購入のつい二三日前まで半額セールをやっていたので、かなりおしい気分になった。それでも2k円――というか円高の恩恵でさらに安くなっている。これで何年も遊べるのだから、安いものだ。というか、よく商売が成立するなぁとは思う。

パラドのゲームは、HOIシリーズやEUシリーズなんかも、ほどほどのリアリティというあたりを目指していると思う。
日本では見かけないタイプのメーカーだ。というか、日本のSLGメーカーはGSを例外として初心者向けのゲームしかないが。そしてGSは上級者向けでかなりお子様お断り的なメーカーなので、パラドぐらいのそこそこ気楽にできるヘヴィゲームという(つまり中級者向け)ものは、国産では存在しない。少なくとも僕の知るメーカーからは、出ていない。

M&Bも、ありがちな魔法の武器とかモンスターとかそういうものは、デフォルトでは存在しない。まぁ、例によってそういうのを使えるMODもあるのだろうが。
少し見た限りでは、火縄銃を使ったり、逆に中世ヨーロッパそのものを舞台にしたMODなんてのもあるらしい。

数の暴力なんてのもリアルで、僕がヘタクソというのもあるが、多少強くなったぐらいでは、袋叩きにされると瞬殺される。2人で厳しい。3人ぐらいだともう駄目。
そういえば、高校の時の英語の教師が沖縄空手の使い手だったそうだが、本人の弁によると、やはり3人相手だと多少の腕の差なんぞ関係なく、素人相手でも負けてしまうらしい。
うまい人が強キャラを使えば無双もできるらしいが、まぁ今の僕ぐらいがリアリティのあるところといえばそうなのかも。

パラドゲーの例によって具体的な最終目標というものはないので、各人の気のままにすればいい。王を目指すもよし、騎士として生きるもよし、商人となるもよし。
たぶん、それなりのストーリーを加えたMODというのも作れるのだろう。日本産のゲームなら、まず間違いなくそこまで整備されているはずだが、そのあたりは淡白である。
そしてこのあたりが淡白なため、いろいろと遊べる。洋ゲーのいいところであろう。

そろそろお盆休みになるが、どうせしばらくは炎上するであろうVIC2よりも、こちらで遊んでいた方が賢明かもしれない。

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